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昨年末に楽天が携帯キャリア事業への参入を表明しました。それにより、楽天とau(KDDI)の提携に現実味が生まれるのではと考えます。
ポイント経済圏を拡大したい楽天とKDDIの思惑
本サイトで、楽天が携帯キャリア事業に参入するのはポイントを軸とした「楽天経済圏」を拡大することが目的だとしましたが、そうだとすれば楽天は全て自前にこだわる必要はないはずです。むしろ、既存キャリアと提携した方が、一気にユーザーを経済圏に呼び込むことができます。
しかし、現在楽天モバイルが回線を借りているドコモの「dポイント」は、「Pontaポイント」と相互交換可能となるなど、ポイントを軸としての提携は相入れません。ソフトバンクに至ってはYahoo!やTポイントで真っ向から対立し、提携どころではありません。
auでは「au WALLET」としてポイントを提供していますが、今の所メジャーなポイントプログラムとの相互交換はありません。KDDIも他社と同様にポイントによる顧客の囲い込みを目指していますが、使い勝手が悪く、今の所ほとんど機能していないように見えます。
auのポイントを「楽天スーパーポイント」にすることができれば、双方にとってプラスとなる可能性があります。ただし、携帯キャリアとして純然たるライバルになるとすれば、提携と言っても現実的ではありません。
楽天が是が非でも欲しい基地局があった!
そこで、私が面白いと考えるのが、KDDIの子会社であるUQコミュニケーションズと楽天の携帯電話会社との合併です。
UQモバイルは格安キャリアであり、積極的にテレビCMを打って顧客獲得を目指していますが、その契約数はまだ40万件程度と140万件の楽天とは大きな開きがあります。親会社のauブランドとの競合もあり、なかなか本腰を入れられる状況ではありません。
ただし、UQは自前の通信回線であるWiMAXを持っています。基地局を有し、モバイルルーターに活用されています。携帯契約とは異なりますが、こちらの契約数は3,000万件近くに上り、独自のポジションを築いていると言えます。
楽天は通信回線の基地局を喉から手が出るほど欲しているでしょう。そのため、多少高い金額を払ってでもUQを手中に収める動機はあると考えます。技術的なことは詳しくわかりませんが、そのまま携帯回線に利用できればなお良いでしょう。
楽天が高い金額でUQに出資すれば、KDDIが保有するUQの株価が上昇し、大きな含み益を得ることになるでしょう。KDDIと楽天が同率ずつ出資し、楽天スーパーポイントを共通化すれば、いい形に収まるのではないかと考えます。
【UQコミュニケーションズの株主構成】
KDDI | 32.26% |
Intel Capital Corpration | 17.65% |
JR東日本 | 17.65% |
京セラ | 17.65% |
大和証券グループ本社 | 9.80% |
三菱東京UFJ銀行 | 5.00% |
もっとも、これは私の想像でしかなく、ハードルは低くないでしょう。とは言え、あり得ないことでもないと考えます。
2018年の初夢が実現するのかどうか、楽しみに見ていきたいと思います。
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