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以下、文章化したものです。
今日、お話しする銘柄はバイオベンチャーのアンジェスです。
新型コロナウィルスのワクチンの開発に着手したという事で注目さ
一方では新型コロナウイルスによる株価下落を受けて、今株式市場
しかしこういった初心者の投資家がいきなりアンジェスみたいなバ
今日はその具体的な理由、具体的な流れを解説します。
自分が初心者だと思われる方は是非ご覧ください。
アンジェスの業績は真っ赤。バイオベンチャーへの投資はほぼギャンブル
まず日経の記事に、「ネット証券、口座開設急増、株価急
それ程、今株式市場には初心者の投資家が沢山います。
そんな中でまさに世界に希望をもたらすかのようなアンジェスです
元々、大阪大学の研究室からのバイオベンチャー企業なんで
但し、気をつけなければならないのが、この銘柄、業績は見ての通り営業利益が真っ赤です。
実はこの会社2002年に上場したんですが、上場してから一度も
それ程、まだ何も始まっていない銘柄だと言う事が出来ます。
何故そんな銘柄が今まで生き残っていられたのかというと、こ
したがって、もちろん計算出来るような銘柄ではありませんし
売上に関しても1度成功した事もあって、多少の売り上げが17億
これが開発ニュースです。
大阪大学との新型ウイルスDNAワクチン共同開発に参画という事で、各所で取り上げられて株価も上昇していま
実は株式市場には美人投票という性質がありまして、これだけ人気
こうやって実態としては赤字がずっと続いているにも関わらず、株
但しそこに最終的に実体が伴わないという事になると、やがてその
ではその新型コロナウイルスのワクチンの開発の可能性という所な
またそれが市場に出回る確率も6%しかないと、ウォールスト
今まさに世界中でワクチンの開発競争が行われている中で、沢山お
まして小さな研究室から生まれる確率は万に一つ、それがしかも早
もちろんワクチンの開発はまさに希望の星ですから、そこに期待を
因みに似たようなアメリカの銘柄でこれもバイオベンチャーなんで
ただアメリカという事で規模が全然違って、時価総額3兆円あります。
アンジェスの時価総額が2000億円程度ですから、その10倍以
世界中でこういう事が起きています。
初心者が手を出すべきではない
ではそのアンジェス、一体どういう人が買うのかというと、ワクチ
それから確率が低いのはわかってますが、100回に1回大儲け出
こういう人あまり問題ないとは思います。
また、ゲームとして参加する。
この辺がベテランの投資家という事になります。
先ほど美人投票という話をしましたが、株価が上がる、まさに祭り
その祭りに乗っておこうと、短期トレードのベテラン勢がこちらに
このベテラン勢は機敏に動くので、まさにこの初心者に高く売りつ
ここら辺に来るのは百戦錬磨のトレーダーなので、そういった人達
更に悪い事にその一部の人はツイッターなんかでこの銘柄を煽って
これが一番最悪のパターンという事になります。
ではこの後何が起こるのかというと2年前にあったバイオベンチャ
このサンバイオも同じように薬が開発出来るのではないかという期
これは1週間の株価の動きを表しているんですが、一気に上がった
12000円あったのが、2000円台まで一気に落下しています
この時はストップ安の連続です。
ストップ安というと売ろうと思っても、誰も買う人がいないから売
つまりこの天井まで持っていた人は、この株価が下に着くまでの間
もしここに初心者が100万円投じていたとしたら、およそ6分の
その後も開発が成功しなかったので株価も日の目を見る事はありま
このようにバイオベンチャーというのは大きく上がっては、ストッ
もちろん熟練のトレーダーだったらその前になんとか売り抜けて、
初心者の人がこういった所に入って、生き残っていけるかというと
もし出来たとしたらラッキーだったという事で、2度目はないのが
このように株式市場は落とし穴がいっぱいあります。
初心者の方はまずこういった失敗というのももちろん必要なんです
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