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以下、文章化したものです。
今回は安心して長く持ち続けられる企業銘柄の条件を3つ紹介します。
これを知ればあなたもストレスなく投資を続けることが出来
長期投資の有用性、そしてどんな企業を買うか
そもそもなぜ私が長期投資をするのかというと、その最大の理由は
短期の投資というとどうしても常に画面に張り付いて、瞬間的に売
これは時間的に考えても常に画面を見ていないといけないので、他
一方で持ち続ける投資手法はそういったストレスから解
また研究成果で言われているのは、短期では余程上手く取引をする人
それに対して安心して企業を持ち続ける、しかもその間になるべく
実際にフィデリティという投資信託会社の調査によると、顧客の中で
どういう事かというと、亡くなられているので当然売買が出来ません
ちなみに2位は投資している事そのものを忘れてしまった人で、これも下手に売買をしない方がいいという事を示していると
しかし、どんな企業でもあっても持ち続ければいいという訳ではありません
業績が下がって衰退していくような企業を持っていると、
配当は受け続けて、それによって累積的なリターンが上がりますが、それが関係ないぐらいに大きく株価が下がる事もあ
したがって長期投資で持ち続けるべき企業の条件として、間違いな
伸ばし続けるというのが重要で、短期的なブームで一時的に利益を
そういった企業を安心して持ち続けるのは難しいです。
したがって、安心と無駄な売買を減らすという銘柄に合致する条件を
1.経済の堀
まず1つ目は『経済の堀』を持っている事です。
経済の堀とは何か。
あらゆる企業は特定の市場で競争しています。
例えばA社が新商品を開発し、これまでの商品よりも高い価格で売
こうやってA社は大儲けした事になりますが、B社やC社
そうなるとやがて同じような商品を作るようになって、いずれは価
こうやって競争が増えて完全競争と言われる状態になると
経済学的には時間が経てば経つほど、完全競争の状態に
ただし現実は必ずしもそうはなりません。
例えばiPhoneを見てください。
iPhoneは高いですが、それでもみんな買いますよね。
また、iPhoneに匹敵するような商品もなかなか作れないというところがあります。
なかなか作れないというのはまずは技術的な障壁があるからで
iPhoneは特許などもたくさん持っていますから、
また仮に同じ商品が作れたとしても、今や『iPhone』、『A
こうやってiPhoneは技術とブランドという側面に守られ
ブランドや技術など、利益を守るものの事を『経済の
堀というとお城の周りを囲っている水の部分ですが、これがある限り企業の利益が守られるという事です。
その堀がも深ければ深いほど広ければ広いほど、より利益を出せる
逆に最初の例で挙げたような堀を持っていない企業だと、どんどん
2.成長意欲
いくら経済の堀に囲まれていると言ってもその地位に安堵してしまっていると、やがては成長は止まってしま
スマートフォンも今や世界中の人々が持つ事になってしまったので、これから市場が膨れ上がるというのはなかなかありません。
そういったところでぼーっとしていると当然中国企業のファーウェ
そういった事に陥ってしまわないようにAppleとしてはどんど
例えば最近流行っているのがBluetoothイヤホンの『エ
ものすごくたくさんの人の耳の形を調べて、ほとんど人に合
それだけでなく例えばApple MusicとかiCloudとか、こういったサブスクリプション
2つめの条件ですが、このように成長意欲がないと経済の堀が
この成長意欲を確認する為には、これまでちゃんと業績を伸ばして
それを確認するために中期経営計画や社長のインタビュー、あ
したがってこの成長意欲を確認するというのは投資家にとって重要
これが無い企業というのはこれからは衰退し続けていってしまうと
3.素晴らしいビジネスモデル
3つ目の条件として挙げるのは素晴らしいビジネスモデルを持って
ビジネスモデルとは利益を上げるための仕組みという事です。
何故かというと、いくら経済の堀に守られていて、成長意欲が
やはり利益を出すのがなかなか難しい訳です。
どんなに素晴らしいスマートフォンを作ったとしても、それを作る
iPhoneの事例で言えばiPhoneが何が素晴らしいのかと
同じように代表的なのがユニクロやニトリのSPAモデルというものです。
従来は服を売るというと仕入れて売るだけのモデルだったのですが
これはユニクロだけでなくニトリも同じような事をしています。
逆のケースもありまして、キーエンスという会社が、これもまた日本
計測機器を作るメーカーですが、メーカーというと通常大きな利
それはたくさん工場を持ったり、工場の為に人を雇わなきゃいけな
今や”物を作る”部分というのは結構どこでも出来てしまいます。
キーエンスはそれに対して、営業、お客のニーズを聞いて顧客に必要
同じようなモデルを繰り返し、付加価値の高いところですから、キーエンスの営
かつてはそこまで大きな会社ではなかったのですが、高い利益率と
”勝ち続ける企業”に投資をする
このように強みを持った企業を持ち続けるというのは、資本主義
一旦こうやって高い利益を出せる会社を作り上げると利益がどんど
その利益を更に次の成長の為に投資し続ける事によって、企業内で
今後、素晴らしい企業とそうでな
したがって私たちがすべき事はここで勝ち続ける企業に投資し続ける
高配当株が”高配当”な理由とそのリスク
一方で巷では高配当株投資が流行っていたりします。
この高配当株投資にも勝る配当的なメリットも成長株投資には
巷で言われてるような高配当株投資は、目の前で高い配当利回りのあ
2つ目は株価そのものが安いという事。
この2つによって配当利回りが高いのですが、1つ目の配当性向が
つまりその企業がもう成長する種がない、あるいは成長する意欲も
そういった企業がダラダラと配当を出しているという可能性があり
全ての企業がそうだとは言いませんが、その可能性がある、
けれどもそういった企業大きな変革が起きた時にビジネス自体が崩壊していくかもしれません。
そうなると配当はもちろん減ってしまいますし、当然株価も下がっ
このダブルパンチで損失を被る可能性があります。
それの対照となるのがバフェットのコカ・コーラへの投資です。
バフェットはおよそ30年前にコカコーラに投資しましたが、その30年間に利益を積み上げてその利益に連動して配当も増
その結果、バフェットがコカコーラを買った値段に対する配当利
配当利回り50%というのは、2年持ち続ければ投資の元が取れて
そんな企業ですからバフェットはもはやコカコーラを手放すという選択肢はないですし、今後もずっと持ち続ける事が出来る訳
仮に高配当株でなかったとしても今後成長によって、配当が増え続ければやがては買った価格に対して高
持ち続ける銘柄というのは、先が暗いかもしれない成熟産業
目指すは『お金を生む機会』
経済の堀を持っている、成長意欲がある、素晴らしいビジネスモデルを持っている。
こういう企業を持ち続ける事によって、成長はもちろん配当も成長と
そういった少数の企業を見つけてそのような企業が少しでも安くな
誤字脱字多過ぎ!