【Apple Car】Appleが2021年9月に電気自動車を発売!?来年最もホットになりそうな自動車業界への投資を考える

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以下、文章化したものです。


アップルが2021年の9月に電気自動車アップルカーを発売するという報道が出ています。

一部報道では2024年とも言われているのですが、この2021年の方が私は信憑性が高いのではないかと思っています。

その理由と、アップルの株がこれから上がるのかどうか、そして関連銘柄で注目すべき銘柄があるのかという事についてもを説明したいと思います。

アメリカの会社だが最新情報は台湾にある!?

こちらのニュースですが、アップル初の電気自動車アップルカー2021年発売と言われています。

ここの記事ではアップルは初の電気自動車であるアップルカーを2021年9月に発売するという報道が出ています。

他のアメリカ系のメディアでは大体2024年という事になっているのですが、ここにあります通り台湾メディアの経済日報が報じたところによると、2021年6月という風に言われています。

2021年という話と2024年という2つの憶測がありますが、私は2021年の信憑性の方が高いのではないかと思っています。

それはニュースの出所にあります。

アップルというとアメリカの会社なんですが、それをこの台湾のメディアが最新情報として2021年というのを報道するのには、見る人によっては違和感を感じるかもしれませんが、この台湾というところこそが信憑性が高い理由と私は考えます。

それは何故か。

その理由はアップルという会社の形態を知っていれば良くわかると思います。

アップルというとファブレスといって、工場を持たずに製品を製造するメーカーとして有名です。

実はこの皆さん使っているですねiPhoneはアップルの製品なのですが、アップル自体が作っている訳ではありません。

アップルは設計とか開発だけに注力していて、実際の製造は外注して行なっています。

これをやるからこそより製品の精度というところで、集中する事が出来ますし、またこの製造を新興国で行う事によって、製造コストを下げて最終的に自分は高い利益率をあげる事が出来る訳です。

だからこそ今アップルは世界一の時価総額を誇る会社になったと言えます。

さて話を戻しますとこのアップルが製造を委託している会社というのは、フォックスコン鴻海という会社になります。

この名前を聞いて見覚えのある方もいるかも知れません。

何年か前に倒産寸前だったと言われるシャープを買収した会社です。

そしてこの鴻海の本拠地こそが台湾になります。

更に言えばこのフォックスコン、最近裕隆汽車という台湾の自動車会社と組んで鴻海先進という電気自動車を作る会社を立ち上げました。

これは鴻海自身が自動車を作るとも言っているのですが、この鴻海とアップルという関係を考えるとアップルカーの製造もこの鴻海先進が担うのではないかという憶測が出ています。

そしてその流れで起きているのが台湾の自動車会社、鴻海先進に連なると考えられる自動車会社、あるいは自動車の部品会社に発注が急増しているという事なんです。

この下請け先の会社では今ラインがフル稼働していて、アップルから受注が止まないとそういう風に言われています。

最新の情報を掴めるのはまさに台湾メディアという事になるので、先ほどの2021年9月発売という台湾メディアの報道の信憑性が高いのではないかという風に考えています。

アップルカーの無限の可能性

私自身もアップルユーザーですからこのアップルの車の発売というのには非常に高い期待を持っています。

ではアップルがすでに色々な強いところがある自動車業界の中で、果たして勝算があるのかどうかという事について見ていきたいと思います。

ただ電気自動車を開発したからといって、そう簡単に売れるものではないという風に思います。

一方でこのアップルは日本でいうと半分以上のシェアを誇る、iPhoneの強みというのを最大限に活かす事が出来るツールでもあるという風に考えています。

アップルというと、iPhoneを中心に次々に周辺機器を出してきました。

それがこのタブレットのiPadだったり、Apple Watchだったり、更には最近流行っているのがAirPodsです。

これらの何が素晴らしいかというと、iPhoneを中心に全部が繋がっています

このiPhoneとタブレットというのはほぼ同じようなアプリ、同じ認証情報といったところを常に連携しているのでシームレスに行う事が出来ますし、またApple Watchだったらこれらの通知がいつでも受け取れるとこういう事になります。

特にこのApple Watch、最近私買ったばかりなのですが、すごく良いなと思っていまして、これがあればもはやiPhoneがいらないぐらいに必要な情報、例えばラインで簡単なやりとりをしたい時は音声でメッセージを入力すればすぐ返せるとか言うぐらい非常に便利に使かわせてもらっています。

AirPodsも箱から取り出したらすぐにiPhoneに繋がるようになっていますし、ここでSiriとかも使えて、まさにiPhone経済圏の囲い込みを図っています。

私自身もこれにまんまと嵌められている訳なんですけれども、同じような事を車で出来るという風に考えられます。

このiPhoneを持っていた時に何よりまず鍵になるという事が考えられます。

皆さんも出歩く時は携帯電話は必須だと思うので、iPhoneを持っていれば車の鍵を持ち歩く必要もありませんし、マップで行き先を先に検索しておけばそれがそのままカーナビに映って、案内にしてくれるという事にもなると思います。

それは電気自動車という事ですからバッテリー残量なんかも見ないといけないと思うのですが、それもiPhoneですぐに確認する事が出来ると思いますし、最終的に自動運転という事になれば、もう行き先とかも全てがこのiPhoneで操作出来るという事になります。

そう考えるとこのアップルカーの可能性というのは無限大に広がるという風に考えています。

もっと言うならばアップルはこの既存のカテゴリーの商品を、より使いやすくより便利にする事によって市場をどんどん奪ってきた会社という事が出来ると思います。

例えばかつて音楽を持ち歩こうと思ったらソニーのウォークマンが一世を風靡したのですが、これに対してiPodを発売する事によって、今まで持ち歩こうと思ったらMDやカセットテープを持ち歩かなければいけなかったのですが、mp3にする事によってそれを必要なく、全てこのを1台に入っているという状況を作り上げる事が出来ました。

これによって高いシェアを奪ってきました。

またこのガラパゴス携帯の時からiモードなどを使って、インターネットをする事が出来たのですけれども、それをスマートフォンにする事によって、パソコンと同じような感覚で、あるいはこのアプリというものによってパソコンよりも使いやすくする事が出来て、これもまたは世界を席巻しました。

更にはBluetoothイヤホンもこの形で充電能力を引き上げたり、扱いやすくした事にによっていまBluetoothイヤホンの市場がどんどん活性化しているという状況があります。

この流れの中に車の新しい製品としてアップルカーが出てきても、私は全然おかしくないのではないかと思います。

自動車業界参入の高いハードル。どう越える?

ただそう簡単ではないという側面もあります。

何故なら車というのはこれらの商品と比べても断然難しいという事が挙げられます。

何より人の命を預かるものですから少しでも間違いがあってはいけない訳です。

既存の自動車会社というのも安全技術に関しては、これまで長い時間をかけて培ってきたものがあります。

また電気自動車はエンジンで動く自動車に比べると部品点数が3分の1になって、よりシンプルに作れるとも言われるのですが、そうは言っても人間に危険が及ばないように丁寧に作る、あるいは部品同士の擦り合わせを正確にやっていくという事を考えると、そこまで簡単ではないという事は言っておきたいと思います。

アップルが作るにしても軽い気持ちで出してしまったら、それこそ人命を奪うという事になってしまいかねませんから、そこにはやはり高いハードルが存在すると思います。

また、作るにしてもたくさん作らないといけません

部品点数が3分の1になったからといって沢山の部品が必要になる事は間違いありませんから、それらのサプライチェーンを作り上げていかなければなりませんし、それを台湾で作っているという事なんですけれども、世界中で作ろうと思ったら沢山の工場が必要ですし、またそこで働く従業員なんかも必要になってきます。

そんな事から治験的に最初小さく始めるならともかく、これを世界中で売ろうと思ったらやはり相当な時間と労力が必要になっていきます。

しかも作ったとしても今度は販売しないといけないので、普通、自動車を買う場合はディーラーに行って販売店で買うという事になると思いますが、iPhoneだったら家電量販店でも売れますしネットで買っても特に問題はなかったかと思いますが、車だと車検があったり、点検があったりそう簡単にはいかない部分も多いと思います。

製造と販売というこれらのサプライチェーンを世界中で作り上げていくのは決して容易ではないという風に考えます。

これを実現するために実は一番が簡単な方法は、既存の自動車会社を買収してしまう事です。

自動車会社だったらすでにその製造の為のサプライチェーンや工場というのを持っていますから、それをそのまま利用する事が出来ればディーラーも含めて一気にサプライチェーンを流す事が出来ます。

したがって可能性は決して高くないと思いますが、アップルが何らか既存の自動車会社を買収するという事はあるかも知れません。

最もアップルという会社はこういった買収によって、拡大してきたという事はあまりなかったので、この自動車についてもするかどうかという事は決して断言出来ません。

一つの選択肢としては十分にあり得ると思います。

ここで注目すべきなのが日産自動車だと考えています。

ゴーン氏がいなくなって、業績は今も大幅な赤字を計上してしまっています。

株価は数年前からするとすでに3分の1ほどに割安になっています。

時価総額も2.37兆円というところですから、アップルが実際に買おうと思ったら訳もないという事になります。

更に深く考えてみると先ほど紹介したこの鴻海先進と合弁会社を作った裕隆汽車というのは実は昔から日産の仲が良かった所もあって、台湾では日産の車を売っていたりします。

その経緯からその鴻海先進が日産と組んでもおかしくないという風に考えられます。

折しもこの日産の株式を40%以上保有しているルノーなんですけれども、ルノー自体経営が苦しくなって日産の株をもはやいつ手放すかはわからないという状況にもなっています。

この引受先としてアップルやフォックスコンという事が、将来考えられなくもないのではないかという風に考えています。

やはり買収という事になると買われる側の期待というところも高まりますから、そうなると株価が上がるという事も考えられます。

決して確度の高い話ではないと思いますので、それは承知の上でお聞きいただければと思います。

いずれにしてもこの2021年バイデン政権が誕生して、電気自動車への各国の流れが強まる中で、自動車業界で大きな動きがあるという事は間違いないと思います。

その流れの中にアップルや日産自動車というところが入ってくれば、また業界が面白い事なるのではないかと思います。

業界で今ぶっちぎっているテスラの動きなんかも含めて、今後も目が離せない状況となっております。

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