「経営×投資」を追求する

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株式投資と言うと、やれFRBがどうだとか、どの大口投資家が買った/売ったとか、一時的な指標や需給の話が中心になることが少なくありません。特に需給の話になると、やがてチャートがどうだという話に展開していきます。

こういった話自体が間違っているとは言いませんが、私は好きではありません。それは株式の根本から全く外れた議論だからです

そもそも株式会社とは、企業が行う事業が抱えるリスクを多くの株主で分担することにより、その利益を享受するものです。だからこそ、これから利益が増えていくと考えられる会社の株価は上昇します。株価の変動とは、その利益に対する人々の思惑が変化することに集約されるのです。

事業における利益とは、すなわち顧客の役に立つことでもたらされます。そう考えると、私たちが買うべきなのはこれから顧客の役に立つ事業をどんどんやっていく企業なのです。

例えば、今株式市場を席巻しているGAFA(Google、Apple、Facebook、Amazon)は、一部賛否はありますが、間違いなく私たちの生活を便利にしてきた企業です。いくらインターネットが発達したとしても、これらの会社なくしては今の利便性はありませんでした。

現在あるリソース、すなわち技術や知識を利用してどうやって人々の生活を豊かにするか考えること、それが「経営」です。経営の神様であるピーター・ドラッカーの言葉を借りるならば、経営とは「マーケティングとイノベーション」なのです。

私の株式投資の基礎もここにあります。すなわち、私は株式投資が好きというよりは企業経営が好きなのです。良い経営をしている企業を買い、その会社が世の中の役に立つことで利益を上げ、その結果として自分も投資で利益をあげる。これこそが株式投資の本分だと考えます。

巷でもてはやされている「ESG投資」にもほとんど興味がありません。なぜなら、そんなこと考えるまでもなく、良い企業はこれに配慮しているものだからです。

また、資源価格や一時的な混乱によるモノ・サービス価格の上昇で瞬間的に利益や株価が上がる企業への投資も好みません。なぜならそれらは「付加価値」とは言えないからです。

一時的な株価の上昇は、企業が生む付加価値という裏付けがありませんから、株価は結局元の水準に戻ります。これはすなわち、世の中に追加的な意味をもたらしているわけではないということです。

私は自らの投資において、徹底的に「経営」を追求していこうと思います。それはすなわち、日々の相場の変動を追わないということです。

FRBが何か言ったところで、企業がその事業の方向性を大きく変えるでしょうか。ましてチャートが下落トレンドになったからといって、その会社が何か間違ったことをしているのでしょうか。答えが「No」なら、これらは株式投資においては雑音でしかないということになります。

もっとも、良い企業だからといって、どれだけ高い株価がついてもよいということにはなりません。利益は企業の価値を測るものさしです。しかしそれが妥当な水準にあるのならば、とにかく良い企業に投資していれば、やがては報われるものです。

経営×投資―私はこの考え方を徹底的に追求します。

執筆者

執筆者:栫井 駿介

栫井 駿介(かこい しゅんすけ)

つばめ投資顧問 代表
株式投資アドバイザー、証券アナリスト
ビジネス・ブレークスルー(株)「株式・資産形成実践講座」講師

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