長期投資分類表 ― 「バリュー」「グロース」「サイクル」の違い

私たちが行っている投資は「長期投資」「ファンダメンタルズ投資」と呼べますが、その中にも様々な分類があります。

どのやり方が正解というものではないのですが、少なくとも自分が何をやっているのか認識し、できれば得意な所に集中することが投資で成功する大きな秘訣となります。

この記事を読めば、投資で成功するためにあなたが何をすべきか、道筋を見つけることができるでしょう。

「バリュー」「グロース」「サイクル」の明確な違い

世の中には「バリュー(割安)株投資」「グロース(成長)株投資」と呼ばれるものがあります。

しかしこの分類、それぞれの中でもっと細かな違いがあることをご存知でしょうか?それが以下の表になります。

同じファンダメンタルズ投資といっても、見ているものはかなり異なります。だからこそPERひとつ見ても高いもの、低いものどちらが良いのかなど明確には言えないのです。

一方で、自分がどのスタンスを取っているのかを理解する必要は間違いなくあります。

2022年5月時点、有利な投資手法は?

どの種類の銘柄が絶対的に有利というものではないのですが、相場状況によって調子の良い・悪いものが出てきます。

2022年5月現在、赤で示した「バリュー」が優位な相場となっています。これは今後の金利上昇や景気悪化を見越し、資金の流れが保守的になっているからです。

一方で、今後金利が低下したり、景気が回復したりする局面では「グロース」が活躍する機会が出てくると考えます。

またこれから不況が本格化するとしたら、「シクリカル」銘柄を仕込むのも面白いかもしれません。

それぞれの種類における株価変動の特徴

これらの銘柄の株価変動の特徴も挙げてみました。

この中で安心して持っていられるのはやはり「長期成長」銘柄だと考えます。この投資法では、売ることは考えなくて良いからです。

一方で、売買のタイミングを誤らなければ、他のやり方でより良い収益を上げられる可能性もあります。どれが正解ということはないのですが、少なくともあなたがどの銘柄を持っていて、適切な売買戦略を行っているかということが重要になるのです。

あなたが持っている銘柄はどれに分類されるでしょうか?改めて確認してみることをお勧めします。

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執筆者

執筆者:栫井 駿介

栫井 駿介(かこい しゅんすけ)

つばめ投資顧問 代表
株式投資アドバイザー、証券アナリスト
ビジネス・ブレークスルー(株)「株式・資産形成実践講座」講師

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