東芝の2016年度事業計画説明会資料を要約。「東芝メディカルと白物家電が売れてよかった。社内体制もちゃんと整えるよ。残った3事業(エネルギー・社会インフラ・ストレージ)はこれまでの計画通りに進めるよ。」要は以前と何も変わらないといいうこと。
— 栫井駿介(つばめ投資顧問代表) (@tsubame104) 2016年3月20日
エネルギーはグローバル競争が熾烈で、利益を出しにくい構造。ストレージは事業を続ける以上巨額投資が必要だが、常に製品価格下落リスクを負っている問題児。唯一安定収益は社会インフラのみ。
— 栫井駿介(つばめ投資顧問代表) (@tsubame104) 2016年3月20日
会社全体としてどういう方向に行こうとしているかメッセージが全くない。未だに縦割りの組織文化が幅を効かせている印象。日立が2009年に改革を行った時は「社会イノベーション事業の強化」を謳い、それとは関係のない事業から撤退した。その後の復活はご存知の通り。
— 栫井駿介(つばめ投資顧問代表) (@tsubame104) 2016年3月20日
本当の改革は噂されている室町社長の交代後になるのかも知れない。もしそうだとしたら、その時を待つしかない。最悪なのは、これで気が緩んで何も変わらないこと。今のままでは事業リスク>利益創出ポテンシャルとなり、高く評価することは難しい。
— 栫井駿介(つばめ投資顧問代表) (@tsubame104) 2016年3月20日
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