【株価暴落】その時、ウォーレン・バフェットはどう考えるのか。NYダウ・日経平均急落!【長期投資家必見】

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以下、文章化したものです。


つばめ投資顧問の栫井駿介です。

今日は2020年2月25日、日経平均株価が781円の大暴落をした日です。

下落の要因は新型コロナウィルスの世界的な拡大を懸念されたものなんですけれども、これを受けて多くの投資家は慌てて株を売ってしまったりとか、どうしたらいいのか、困っているというような状況になっているかと思います。

私たちが思い出したいのはこういうときこそ長期投資家の神様であるウォーレン・バフェットの考えを思い出すことです。

投資家に大重要な投資の心構えを説いてくれています。

その内容も含めて解説いたします。

■急落のワケ

この新型コロナウイルスが、なぜ今このタイミングで株価にこんな影響を与えてしまったのかというと、世界的な拡大が目に見えて明らかになってきたからです。

もともとは日本や中国などアジアの国々だけの問題と思われていたものが、イタリアやイランで非常にたくさんの感染者とそして死亡者を出してしまいました。

このことからすでに問題はアジアに留まらず世界中のものだということが懸念されているわけです。

新型コロナウィルスによる影響というのが経済への影響が非常に大きいのです。

すでに中国では人々が外に出ないように、あるいは集会を中止したりとかそういった動きが広がっています。

これによって例えば工場が動かなくなったり、例えば人々が外に出て買い物をしないというような状況が続いています。

これが中国に限らず日本でも集会の自粛など様々なことが呼びかけられています。

これは確実に世界経済を悪化へと導く要因となり得ます。

ですから多くの投資家は警戒して株を売るというような状況に走ったわけです。

■ウォーレン・バフェットに学ぶ

それでは投資家はどうしたらいいのでしょうか?

このような時に頼りになるのがウォーレン・バフェットの考え方です。

ウォーレン・バフェットはこの下落を受けて新型コロナウィルスによる影響は甚大だけれども自分は株は売らないと言っています。

なぜそのようなことか言えるのか?

むしろ株価の下落は長期投資家ウォーレン・バフェットのような長期投資家にとって非常に大きなチャンスだと言っているのです。

確かに将来の見通しは分からないけれども、ウォーレン・バフェットの経営するバークシャー・ハサウェイでは間違いなく株を買い増すだろうというようなことを言っています。

なぜそう言えるのか?

ウォーレン・バフェットの投資法というのはいい企業を買って、その企業が成長するのを見守るという長期投資の方法です。

その保有方針は永久保有が望ましいというようなことを言っています。

■何に投資をするのか

私たち投資しているものが何かという事を考えてみるとよくわかるんですけれども、私たちが投資しているのは決して株価の動きに投資しているわけではないのです。

企業に投資をすることによって、その企業が生み出す利益によって、価値を得ているわけなんです。

株価はその企業の価値というものに一時的には無視して上がったり下がったりを繰り返すわけですが、私たちが投資している企業そのものというのは変わらないわけで、だからこそ相場の動きに惑わされずに落ち着いて投資を続けられるわけなのです。

また更に言うと、そのような状況下で株価が下がるということは良い企業を安く買えるチャンスになるということなので、むしろこういったタイミングにこそ買い増していかないといけないのです。

もちろんこれから先、さらに株価が下がる可能性というのも大いにあると考えます。

もしそうなったとしてもずっと株価が下がり続けるということはありませんし、良い企業がしっかりと利益を出していれば、1年2年といった長いスパンでは必ず株価が付いてくるものです。

だからこそこういった下がったタイミングではとにかく少しずつでも投資を行って、もっと下がったら更に買っても良いような資金を用意して買うということが重要になるわけです。

一度買ったらよほどその企業が駄目だったりとかいう判断をしない限り売る必要はありません。

だからこそ精神的に安定してその投資を続けるということができるのです。

これは心の平穏を得られるというのと同時にウォーレン・バフェットもこのやり方で巨額の世界第3位となる9兆円もの資産を築いてきました。

そういった実績があるのです。

まさに今この瞬間新型コロナウィルスによる株価下落はそういった長期投資家の姿勢が試されていると考えます。

■不安にならない投資

あなたもこのような投資をぜひやってみたいと思いませんか?

このチャンネルではそういったウォーレン・バフェットの投資法に基づく分析や見通しを示しています。

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