【超優良銘柄】暴落で買いたい銘柄5選!株価下落は悪いことばかりではない。普段手が届かない「高嶺の花」が買えるかも!?

YouTubeに動画をアップロードしました!

以下、文章化したものです。


つばめ投資顧問の栫井です。

今日は2020年3月13日の金曜日、前日のダウ平均株価は2300ドルも下げて、過去最大の下げ幅を記録しました。

今に始まったことではなくて、今週、先週とずっと大幅に下げるという日が続いています。

日経平均も(まだ場中ですが)、17000円を割り込むかどうかという所まで下がってきています。

こんな状況下で私はむしろウキウキしています。

というのも私たちバリュー株投資家は、買いたい株はありますが、そういう銘柄が安くならないと買わないというポリシーがあります。

しかし、本当に良い銘柄はなかなか下がらないのですが、今この暴落を受けて正に素晴らしい優良銘柄も、相場の流れには逆らえずに下げているというような流れが来ようとしています。

私はそういった銘柄に目をつけて、いざ本当に株価が下がるという事になりましたら、買いたいと考えています。

今日はそういった銘柄を5つ紹介させていただきます。

ぜひ投資の参考にしていただければと思います。
 
■オリエンタルランド

まず一つ目はこれ。

オリエンタルランドです。
 


株をやっている方ならご存知かと思います。

あのディズニーランドを経営する会社です。

業績は上にあります通り、右肩上がりになっていまして、それに合わせて株価も大きく上昇してきました。

この銘柄の素晴らしい所はファンがものすごく強くて、そしてファンだけではなくて一般の人でも何かあったらディズニーランドに行くという思いが強いと思います。

この事からここの業績や盤石、しかもここ最近は値上げによって、収益がどんどん増加しているという状況もあります。

一般的に設備装置産業はなかなか利益を増やしていくというのが難しいのですが、オリエンタルランド、ディズニーランドは値上げや更には今後拡張も予定されています。

拡張と根強いファンの存在、しかもリピーターになりますので、彼ら彼女らの存在によって業績がまだまだ伸びるという事が想定されます。

株価についても、株主優待付いてますから、その優待目当てとした購入というのもかなりある状況です。

そういった中で今、PERが52倍と少し下がったのですが、なかなか高い水準にあります。

これが下がってきた時にもしかしたら手を出せるかもしれない。

ただそれは優待目当てのディズニー投資家との競争にはなりますから、なかなか下がってくるのはまだ先かなという気もしています。

しかしかつてはリーマンショックや東日本大震災などの時には、非常に大きく下がり、その後しばらく低迷した事もありますからチャンスがない訳ではないです。
 
■ピジョン

2つ目がピジョン。
 


赤ちゃん用品を売っている会社です。

どこで大きく伸びているのかというと中国です。

昨年、中国に行ってきましたが、そこで子育てに対する熱をすごく感じました。

例えば街中を歩いていたらある所に人だかりが出来てるんですね。

何のセールか?と思って見てみると、なんと小学校なんです。

小学校に親が子供を迎えに来ようという事で大挙して押し寄せているんです。

日本ではさすがにここまでは考えられない光景です。

それほど子供に熱が入っていますし、また一人っ子政策が長く続いたおかげで、一人にお金がかかりすぎるから二人目を作らないという事があります。

逆に言えばその1人に対してものすごくお金を注ぐことになります

そういった中でこの中国で高品質として、知られているピジョンの乳幼児の製品というのは、高い価格でしかもたくさん売れる。

中国はこれから人口減っていくという事はあるのですが、そうは言っても13億人の人口を抱える国ですから、そこで生まれた子どもに対する投資は極めて莫大な物になります。

したがって今後も業績は手堅いという風に考えられます。

ここ最近ピークを付けて下がりつつあって、むしろ投資のチャンスが訪れやすくなっているのではないかと思っています。

ROEも非常によくて19.1% 、PERはまだ30倍という事ですが、これが下がって例えば15倍とか一般的な水準になってきたら、いよいよ買い時ということではないでしょうか。
 
■オービック

次がオービックです。
 


これは企業向けのERPと言われるソフトを作っている会社です。

会計やその他内部管理系のソフトを売っているのですが、そんなに今巷で言われているようなAIとかそういった物ではないのですが、基本的なソフトをパッケージで提供しているという事です。

システムっていうと、どうしても人の手がかかって、会社用にカスタマイズして、作ったりしなきゃいけないんですが、オービックはそのパッケージを一回、自分の会社で作って売っているだけなので、余計な手がかからず、その結果当然価格も抑えられる訳なんですが、中小企業にもガンガン売れるという事になります。

中小企業は、まだまだシステム化が進んでない企業がたくさんありますので、そういった企業が業務効率化の為にコスト削減の意図もあって、オービック等の商品を購入して人員削減、例えば経理や内部の人は不況になれば削減しなければなりませんから、そういった所の代替として、このオービックがまだまだ伸びていくと考えられます。

非常に業績も好調に伸びていて、ROE本資本効率も非常に良い会社です。

この状況で今PER36倍とまだまだ高いですし、それだけ良い会社と認識されているからこそなかなか下がらない所があります。

もしこれが相場に流されて下がってくるようであれば、投資のチャンスが来るのではないかと考えます。
 
■リクルートHD

4つ目はリクルートHDです。
 


上場がわりと最近の2015年の話なんですが、皆さんご存知かと思いますがリクルートです。

人材系の会社に見られがちなんですが、実はメインの収益はホットペッパーやゼクシィやタウンワークあるいはSUUMO等、生活関連サービスが非常に伸びています。

そういった物は一回作って、リクルートの力を使って、あらゆる所に一気にばら撒けますからみんなそれを使うんです。 

皆さんホットペッパー使う事が多いでしょうし、結婚と言ったらゼクシィですよね。

家を探そうと思ったらSUUMOを使います。

それから美容室に行こうと思ったらホットペッパービューティーを使います。

教育という観点になっても、スタディサプリ(「スマイルゼミ」と言っていますが訂正します)といったオンライン教育も整えたりして、あらゆる生活に関連するサービスに手を出せる、しかもこれがネットの世界やスマホの社会と非常に相性が良いんです。

そこで盤石な基盤を持って、しかも一つに囚われずに次から次へとサービスを生み出せるというのはとてつもない底力があると考えています。

ROEも非常に高いですし、PERも株価がかなり落ちてきたので24倍となっています。

仮に不況になったとしても、M&A等も注意する必要がありますが大きな損失を出すような会社でもありませんから、ここは非常に有望な会社として注目していきたいと思っています。
 
■エムスリー

最後はエムスリーという会社です。
 


ご存じない方もいるかもしれませんが、お医者さん向けのポータルサイト運営している会社です。

もともとMRと言って、医薬品の販売の営業の人と医者や病院を繋ぐサービスとして誕生した会社なんです。

もともと医薬品会社というのはお医者さんや病院に薬を売るのが仕事ですから、その営業の手助けをオンラインで出来てしまうサービスを元に始まったのですが、やがて医療関係情報に進出してきて、子会社では医療人材、看護師や薬剤師、医師といった人材の紹介サービスも行なっています。

お医者さんはお金持ってますよね。

お金持っているという事で、お医者さんの資産運用の為のサービス、医療関係の情報がどんどん投稿されていて、そこに対する広告としてこのお医者さん向けの資産運用サービスとかそういった物を出して広告収入を得る形になっている訳です。

医療という決してなくならない物と、更にこのお金を持っているお医者さんを繋げるサービスという事で、もう景気も関係なく非常に大きく伸びる、しかもほぼここの独占状態ですから、業績もどんどん伸びてきてまだまだ衰える気配がないです。

固定費に関しても、ネットですからほとんど費用がかからずにどんどん利益が伸びていける状態です。

もちろんこんな状態ですから、PER、株価指標については、83倍とものすごい高い数字になっています。

株価もまだまだ右肩上がりが続いています。

しかし何かの間違いで大きく下がって、手の届くような水準になってきたら、いよいよ買っておきたいと考える銘柄です。

このように株価の下落というのは決して悪い事ばかりではなくて、今まで手が届かなかったような高嶺の花をいよいよ私たちバリュー投資家が買えるチャンスになります。

まだそういったタイミングが、必ずしも来てないのかも知れません

しかしこれから不況が訪れて、どんどん株価が下がる状況になったら、いよいよこういう銘柄に目をつけていきたいと考えております
 

いかがでしょうか?

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