YouTubeに動画をアップロードしました!
以下、文章化したものです。
今日解説するのはソフトバンクグループです。
このソフトバンクグループは、株式投資としては非常に問題児なん
一部では倒産の噂すら囁かれている状況です。
そのソフトバンクグループの本当の問題点についてこの動画では解
まず触りで申し上げますと、このソフトバンクグループ、隠れた債

まず株価の方を見ますと、比較的4000から5000円の間を推移
株価は4、3000円台をすっ飛ばしていきなり2000円台にま
その下落のきっかけとなっているのは、新型コロナウイルスはもち
また、すでに上場した投資先のライドシェアのUberなんですが、こち
この事から、ソフトバンクの保有価値というのは、当然大きく下がっ
それからこのビジョンファンドで、投資している大きな投資先の一
また2000億を投資したOneWebという衛星通信の会社があ

いずれも新型コロナウイルスの影響を受けたものでもあるんですが
ソフトバンクグループってそもそもどういう立て付けになっていたのかということです。

保有株式、いわばソフトバンクグループは投資会社になっている訳
トータルで31兆円。
これがバランスシートだと考えると、そこから負債の6兆円を引
これに対して市場の評価というのは、3月19日の時点で5.6兆
確かにこれだけを受けると、なんだソフトバンク十分割安じゃない
ソフトバンクの会計というのは非常に複雑になって
今からそのカラクリを説明します。

もっとも、このビジョンファンド3.2兆円ということで、確か
そのビジョンファンド10兆円がどういう構成になっているのかと
この優先株式に対しては、実は、年間固定の7%配当を支払い続けないといけないという決まりがあります。
つまり、これは年間3000億円になるわけなんですけれども、この仕組みに「あれ?」と思ったかもしれません。
普通、株式の配当というものは会社の方で決められるので、上げたり下げたりすることができ
これって株式と名を打ってはいるんですけれども、実態としては債務なのです。
つまりこの4兆円が今後のソフトバンクの命運を左右するというわけなのです。
配当支払えないとどうなってしまうのかということをこ
まして、持っている資産がボロボロになっているといわれている中でそんなリスクを被ってお金を貸すような先はなかなか無いでしょうからこれは実質ふさがれたと言っても過言ではないです。
もう一つの手段としては、「ギブアップ」です。
ソフトバンクが、ビジョンファンド自体を半分破綻させてしまうということです。
そうなると、先ほど説明したようなこの普通株式の部分が無くなって、ゼロ価値にしてしまって、残っている優先株式を持っている外部の株主が普通株主となって、残ったソフトバンクのビジョンファンドが
これはソフトバンクグループにとっては実質損切りということになり、これをやったからにはソフトバンクグループとビジョンファンドは関係がなくなってしまい、 ソフトバンクグループはビジョンファンドの3
ただしこれだったら、先ほどのグラフを見てば分かる通り、3兆円がなくなってしまったとしてもまだ大丈夫です。
しかし、もしこれを実際にやってしまったとなると、いよいよ金融業界にお
しかしこのソフトバンクグループは、実はそんなにお金を持
ありません。
配当としては、大きく望めるのは実質的には携帯会社のソフトバンクからの配当ぐらいしかありませんから、そのお金はほとんどソフトバンクグループの借金の利払いに充てることで精いっぱいです。

ただ、これらの株式を売るというのはそもそもソフトバンクグループ
それでもアリババの株はまだ16兆円もあるじゃないか、というふう
しかしこのアリババのチャートを見てください。

中国株に関しては、新型コロナショックを受けてもなお不自然なほど上がっていたところがありますが、ここに来てまた下がり始めたというところがあります。
これがますます下がれば、ソフトバンクの持っている資産が
まとめますと、今のソフトバンクグループは、すぐに倒産するようなことはないでしょう。
仮に、ビジョンファンドの中身がボロボロだったとしても、それは最大3兆
そしてカギを握るのがアリババの株価です。

なぜこういう状況になってしまったのかというと、そもそもこのビジョンファンドを立ち上げたのは2016年
ソフトバンクグループがやっているのは実際に顧客の生活を改善するなどではなくて、いかにお金を増やそうかということば
非常に難しい会社です。
ヘタに割安だからということを考えて投資するには難易度が
を得ません。
皆さんいかがでしょうか。ご理解頂けましたでしょうか。
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お陰さまで大変勉強になりました。