【超優良銘柄3選】政府系ファンド・ノルウェー政府年金が日本株を売る!買いのチャンスになるかもしれない優良保有銘柄を3銘柄紹介

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以下、文章化したものです。


政府系ファンド、『ソブリン・ウエルス・ファンド』という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

今日は世界最大級のソブリン・ウエルス・ファンドの一つであるルウェー政府年金基金について解説したいと思います。

ノルウェー政府年金基金とは

この会社の何が特徴かと言うと、世界中の株式を持っているというのはもちろんですが、日本株へも集中的に投資を行って、特にインデックスに投資を行うのではなくて、個別株に注力して多くの企業の大株主に躍り出ています。

そしてそれらの企業をよく見ていくと、長く持ち続けられる優良な企業に投資しているなと思う事が多々あります。

そのソブリン・ウエルス・ファンドのノルウェー政府年金基金ですが、この新型コロナの影響、更にはそれに伴う原油価格の下落によって非常に大きなダメージを受けていて、それによって一部の株式を売るのではないかという話がとり沙汰されています。

株式を売るという事は、一時的には株式の需給が悪化していますので、その持っている株を売った事で、それらの株価が下がってしまう可能性があります。

しかし元々良い銘柄ですから、その株価が下がる事によって、長期投資家にとってはまさに待ち望んだ買いのチャンスとなる可能性があります
 
まずこのノルウェー政府年金基金とは何なのか?

ノルウェーというとヨーロッパの北、スカンジナビア半島の一番上にある国ですが、海に面していて、そこの沖にある北海という所に石油が埋蔵されていて、石油が産出されています。

イギリスやノルウェーなどの北海に面した国というのは、実は石油によって政府が儲かっています。

ノルウェー政府は無駄に使ってしまうのではなくて、将来の国民の年金に当てようという事で石油で得た収益を投資に回しています。

その結果、世界最大級の政府系ファンド、ソブリン・ウエルス・ファンドになりました。

その投資のスタンスは売ったり買ったりを繰り返すものではなくて、一度買ったらその会社を持ち続けて、成長を見届けるという『バイ・アンド・ホールド』、しかもインデックスなどにまとめて投資するのではなく、個別の銘柄を買って、それを持ち続けるというどちらかと言うとバイ・アンド・ホールドあるいは”集中投資”という側面が強い訳です。

多くの日本企業の大株主にも躍り出ていたりします。

資産総額は世界全体で100兆円以上あって、うち日本に6兆円を保有しています。

ではどのような銘柄の日本企業に投資しているのかというと、例えトヨタソニー信越化学工業、それからキーエンスダイキンです。

日本株に投資している人なら少なくとも、一度は耳にした事があると思います。

これらの企業は事業の中身が素晴らしくて、長期的に成長を遂げている企業、あるいは優良な技術や能力を持った企業であります。

こういった企業を選んで投資しています。

ノルウェー政府年金基金の動き

ではそのノルウェー政府年金基金がどのような動きを見せているのか。

5月13日の日経新聞の記事に、「株、迫る政府ファンドの売り、動き出すノルウェー」とあります。

具体的に何が書かれているのかというと、原油価格の下落と新型コロナの影響で4兆円売却するという事が報じられています。

これはつまり売ってる原油、あるいは持っている原油、だいぶ値下がりしてファンド自体が傷んでしまう可能性があるので、それは一部を売って現金に替えておきたいという事。

更にはこの新型コロナの影響をノルウェーももちろん受けていますから、経済対策を打たないといけません。

その原資として、一旦お金を引き出してそれを政府経済支援に活用したいという動きが出ています。

そうなると持っている株の一部を売らないといけない事になりますので、大きな売りが出るという事は需給の悪化によって株価を引き下げる可能性があります。

持っている個別の銘柄には売り圧力が加わるという事になります。

但し、元々悪くない長期で持ち続けられる良い銘柄を保有しているので、この受給の影響は一時的にはありますが、長期的にはそういった企業がまた業績を伸ばし続ける事が出来ればやがてまた伸びていくと考えられます。

すなわち需給の悪化によって、一時的に株価が下がるとしたら、長期投資家にとっては寧ろ大きなチャンスとなり得ます

では開示されている情報からノルウェー政府年金基金が多くの割合を保有していて、売りによって株価への影響が出るのではないかと思われる企業、その中で私が見て良いと思える企業を今回3つ選ばせていただきました。

その3つとは信越化学工業エレコムそしてハマキョウレックスです。
 

信越化学工業

 
信越化学工業の業績を見ますと一時リーマンショックで下落したという事もありましたが、その後も安定して業績を伸ばし続けています。
 


ノルウェー政府年金基金の保有比率が2.58%、PERが15.9倍となります。

信越化学工業の特徴は経営が素晴らしいという事に尽きます。

事業内容としては塩化ビニール、半導体シリコン、機能性材料などいわゆる科学化学系のメーカーです。

やっている事は多くの企業で重複していますが、ここがすごいのは適切な市場に適切な商品を早く投入し続けるという事で利益を確保し続けてきたという事です。

他の化学企業であっても、同じ商品を提供出来ますが、適切な商品をいち早く提供する事によってお客さんを掴んで、それによって早い段階で利益を上げるという事になります。

これらの化学の材料というのは、パソコンやスマートフォンにもたくさん使われています。

市場の変化も非常に激しい中で、基本となる材料ですから、それを供給し続けるという事が会社の使命になります。

この会社の戦略を担っているのが、1990年から30年間も、社長を務め続けている金川千尋さんという社長です。

この社長がいる限り、この信越化学工業の経営の上手さというのは続いて、業績を伸ばし続けるのではないかと考えられます。

そこに投資しているノルウェー政府年金基金というのはお目が高いなと思います。

株価に関しては、じわじわと伸び続けています。

ただし新型コロナを受けた景気悪化によって、業績も一時的にはリーマンショックの時に落ちたように厳しくなるという事があります

それによって業績の下落とこのノルウェー政府年金基金の売りによって、株価が下がるという事になれば、優良企業を安く買えるチャンスが訪れるのではないかと考えられます。

エレコム

二つ目がエレコムです。
 


業績を見ると、見事に右肩上がりになっています。
 

ノルウェー政府年金基金の保有率は2.97%、PERは20倍前後となっております。

エレコムというとみなさん家電量販店で見る事があるかも知れません。

Wi-Fiルーターなどの、PC、スマホ周辺機器を売っている会社です。

その関連だと他にも多くの強豪の会社が出てきます。

エレコムはそれに対してどんどん商品開発を行って消費者のニーズにあった商品を提供し続ける事で業績を伸ばしてきました。

スマートフォンの拡大というのも、見事に追い風になって、スマホカバーを付けたり、イヤホンだったり、マイクだったり、いろいろな周辺機器が欲しくなってきます。

それを追い風にこれまで業績を伸ばしてきました。

また、営業力も素晴らしくて家電量販店の一番良い場所に商品を置いてもらうという営業も力を入れてきて、その結果業績を伸ばしてきたという事が挙げられます。

これまではスマートフォンでしたが、これから在宅勤務が増えてくると、より良いWi-Fiルーター、web会議のカメラ、マイク、そういった需要も再び高まるという事が想定されます。

これはまさにコロナを追い風に受ける企業とも言えます。

株価も見事に右肩上がりが続いていまして、1度新型コロナショックで下がりましたが、再び元の水準を超えるところまで伸びてまだまだ勢いが収まりそうもないです。

PER20倍前後という事なので、まだ買える水準ではないかと思いますし、また少し下がるようだったら買いを検討したい銘柄になります。
 

ハマキョウレックス

3つ目はハマキョウレックスという会社です。
 
どういった会社かというと、トラック運送業者です。

トラック運送というと、どこにでもあるように見られますが、この会社の素晴らしいところはとにかく『日々収支』である点です。

毎日決算をして、それで日々の決算が黒字になるという経営スタイをこの創業社長が磨き上げてきた訳です。

そのおかげで業界からの信頼度は絶大なものがあります。

今、各社がネットショッピングをどんどん始めたおかげで物流への投資というのは非常に大きくなっています。

そこに対してこのハマキョウレックスは3PL、『サードパーティー・ロジスティクス』と言って企業の物流を一手に担って、倉庫自体も完全にやるという事で長期で安定した契約を結ぶことができます。
 
単なるトラック運送だと価格勝負になってしまいますが、一度高度な物流が作れるという事になれば、それなりの価格が取れますし、何よりこの3PLでは長期契約したら他の会社に切り替えるというのが容易ではないので、そこで高い利益を安定して続ける事が出来るいう事になってきます。

今は単純なトラック運送から、どんどんとこの物流センターに事業を切り替えていってます。

その結果利益率が向上し、売上高の伸び以上に利益が伸びています

これでPERはまだ10倍未満、これは物流全体に対して言える事ですが、PERがかなり低く抑えられがちです。

しかしこういう地味な業界からこそ、株価が10倍株とまでは言いませんが、大きく伸びる業界が出るという事は間違いないです。

この地味な業界から大きく化ける株が出るという事がしばしば起こります。

ネットショップの隆盛という事で見れば物流業界には今追い風が吹いています。

ノルウェー政府年金基金の保有比率が3.75%と書きましたが、最新では2.5%ぐらいまで下がっています。

その結果株価はここ最近実は下落傾向にあります。
 


これは物流業界全体が下がっていったという事はもちろんですが、ノルウェー政府年金基金の売りがすぐに働いたという事もあります。

しかし私が見ている限りそんなに悪材料はありませんし、マイナスの所ももちろんありますが、新型コロナの影響を受けても医療とか食品とかそういったプラスの物ももちろんあります。

それは必ずしも一時的にもマイナスと言えませんし、長期的に見ればこの物流、インターネットショッピング等の必要性によってどんどんこれから業績を伸ばして行くのではないか考えています。
 

このように大きなファンドので保有株や売買の状況を見る事で株式投資にとって、大きなヒントになる事があります。

そういった企業を参考に皆さん良い銘柄を探してみて、それらの銘柄が何らかの要因で下がった時には是非買いを検討してみるようにして下さい。

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