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バリュー株投資で成功するには、どの銘柄を選ぶかということはもちろんですが、それ以上に大切なのが生活を含めた習慣だと考えます。
バリュー株投資では、取引を行うことはほとんどありません。いい企業を安いタイミングで買い、いい企業である限り持ち続けることこそが、最も確実な成功法則です。
だからと言って、何もしなくていいわけではありません。実は目に見えないところでやるべきことはたくさんあります。例えば、以下のようなことです。
- 元手を作る
- いい企業を見つける
- 下がった時に買う
これらはいずれも、普段からの習慣に関連してきます。
元手を作る
元手を作ることは、最も地味ですが最も必要なことです。最初の資金がなければ何も始まりません。
「習慣が大切」だと言ったのも、まさにここにあります。給与所得者なら収入の上限は限られますから、元手を貯めるには支出を減らさなければなりません。無駄な出費を抑え、収入-支出がプラスになるよう心がける必要があります。
実は、大半の人はここで挫折してしまいます。何となく暮らしていると、いつの間にか収支トントンになってしまうのが人間の性だからです。
支出を増やしてしまう最大の要因が「見栄」です。人はどうしても他人から良く見られたいと思い、少しでも自分の成功を誇示しようと、立派な都心のタワーマンションや大きな外車を買ってしまうのです。
もちろん、時には息抜きのための贅沢も必要でしょう。問題なのは、それが悪い習慣になってしまうことです。
都心のタワーマンションを買うと、周りも同じような収入の人が集まります。同じマンションの人が外車を持っていると、自分も負けじと買ってしまうでしょう。子どもが生まれると私立の小学校に入れたくなり、立派な塾に通わせるのが当たり前になります。
こうしているうちに、収入の大半は消費に消えてしまいます。そのため、どれだけ年収が多かろうと、残るお金はほとんどないという状態になってしまうのです。
投資で資産を築きたいと思うなら、消費の習慣を見直さなければなりません。そのためには、他人のことなど気にしてはいけないのです。
私は前の職場にいた時、軽自動車のタントを買って鼻で笑われましたが、チャイルドシートの子どもを乗せるのにこれ以上に良い車はありません。日々のストレスが少なく、金額も抑えられる最高の選択肢だったと確信しています。
投資でも、成功するのは決して周りに流される人ではなく、むしろ変わった人です。自分の信念を持ち、それを貫く覚悟がなければならないのです。自分なりの消費習慣を身につけることは、投資力を鍛える上でも大切です。
いい企業を見つける
投資すべきいい企業を見つけるためには、普段からアンテナを高くしておかなければなりません。
街中に行列ができていたら、そのお店を運営している企業について調べるといったことを繰り返すと、やがて知識量は圧倒的な差になります。余裕があれば、その企業の競合まで調べたらより企業間の優劣まで見えてくるでしょう。
企業を調べる上で役立つツールとして役立つのが、マネックス証券の「銘柄スカウター」です。企業の概要やセグメント別業績、過去10年間の業績がひと目で分かるようになっています。口座を持っていれば無料で使えるのでおすすめです。
これを見れば、気になる企業がどのような会社で、業績や株価は伸びているかどうか、株価は割安なのか割高なのかということをすぐに認識できます。10年間の業績や「取扱商品」など、四季報より情報量が充実している部分もあります。
見るだけでは終わりません。大切なのは、そこから「考える」ことです。
業績はまだ伸びそうか、リスクは何か、何が起きたら株価が上がりそうかなどを書き留めてみます。自分の言葉で表現できるくらいになれば、いよいよ投資の上級者と言えるでしょう。
これを繰り返して少しでも良い企業を探し、自分の「欲しい株リスト」を作るのです。
下がった時に買う
「欲しい株リスト」ができても、まだ慌てて買ってはいけません。なぜなら、投資の成否を握るのは買うタイミングだからです。
バリュー株投資では、その企業が持つ価値に対して安い価格で買うことが全てですから、1円でも安い価格で買うことが求められます。つまり、買うタイミングは「下がった時」ということになるのです。
リーマン・ショックのような大暴落はまさに絶好の機会ですが、そう頻繁に起こるものではありません。一方で、それなりに大きな下落は年に2~3回起こります。
2018年を見ても、2、10、12月の3回大きな下落がありました。このような時にいよいよ「欲しい株リスト」の株を買うべきなのです。
マネックス証券の記事で、4.5億円を運用する著名個人投資家のインヴェスドクターさんも同じようなことを言っていました。
これを実践するには、株価が下がるのを忍耐強く待ち、いざ下がったら周りが恐怖に怯える中で勇気を持って買わなければなりません。いずれも精神的にはタフさが求められますが、その行為は高い確率で報われます。
私自身も、これを実践するようになってから投資パフォーマンスが確実に改善しました。含み損が少なくなり、上がった時の利益が大きくなったのです。
つばめ投資顧問が目指すところ
そうは言っても、初心者が投資を始めるには不安がつきまとうでしょう。多くの人は「損したらどうしよう」と考えて二の足を踏んでしまいます。
しかし、それではいつまで経っても投資家になることはできません。最初は損することもありますが、正しい習慣を身につければ時間が経つほどプラスになる確率が高まります。長期の株式投資は期待値がプラスのゲームだからです。
つばめ投資顧問は、投資家が正しい習慣を身につけるのを手助けしたいと考えます。良い企業(推奨銘柄)を提示し、それを買うタイミングを教えます。自ら売買を行うので、会員はそれを真似すれば良いのです。
質問にも答えます。気になる企業について聞いていただければ、投資にあたって見るべきポイントをお伝えします(1ヶ月1銘柄まで)。他の会員の質問と回答も見ることができるので、投資力をつけるにはもってこいです。
これから投資を始めたいと思っている人、なかなか投資がうまくいかない人、誰かに相談したいと思っている人にふさわしいサービスを目指しています。1ヶ月から入会できるので、気になる方は一度入会してみてください。今だけ入会金無料です。
あなたも一緒に正しい投資の習慣を身につけ、豊かな人生を目指しましょう。
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