投資はいくらから始めたらいいか ~一生ものの財産を築く~
投資顧問の仕事をしていてよく聞かれるのが「投資はいくらから始められるのか」「元手はいくら必要か」ということです。これに対する明確な答えはありませんが、生涯を通じて資産を築くという観点では答えを出すことができます。
投資顧問の仕事をしていてよく聞かれるのが「投資はいくらから始められるのか」「元手はいくら必要か」ということです。これに対する明確な答えはありませんが、生涯を通じて資産を築くという観点では答えを出すことができます。
MONEY VOICEに記事を寄稿しました。 議決権の2/3を保有することになる鴻海は、シャープを好きなように扱うことができます。そのままでは東証1部へ復帰することもできず、投資家がシャープ株を保有するリスクはあまりに大…
つばめ投資顧問ではバリュー株投資を推奨しています。しかし、この投資手法にも弱点はあり、その多くが投資家の精神力に関係するものです。弱点を知り、自分を客観的に見つめることで、困難を乗り越えることができます。
株式投資に役立つ学問として、私は会計学や経営学と並んで心理学を挙げます。株式市場は人々の心理の集合体ですから、心理学を学ぶことによって相場に惑わされない投資への態度を身につけることができます。
日本経済新聞に2016年3月期の上場企業純利益ランキングが掲載されました。純利益は会社の価値と密接な関係があり、純利益が大きいほど時価総額が大きくなる傾向があります。しかし、単純に純利益が大きいからといって、それだけ時価…
MONEY VOICEに記事を寄稿しました。 三菱自動車に続きスズキでも燃費不正が発覚しましたが、悪質性は低く、問題の沈静化は早そうです。スズキはインドで圧倒的なシェアを誇り、今後の成長性に期待が持てます。合従連衡が進む…
クックパッドが創業者と前社長の対立により、株価がピークから4割下落したことがニュースで取り上げられています。株価下落により割安な水準になっていることも考えられるため、その中身について見ていきます。
バフェットがCEOを務めるバークシャー・ハサウェイが、アップル株を約1,000億円購入したことが明らかになりました。バフェットはこれまでIBM以外のハイテク銘柄を避けてきましたが、なぜここへ来てアップルへの投資を決意した…
既報の通り、日産が三菱自動車を買収することになりました。三菱自動車にとっては渡りに船となりましたが、2社をはじめとする自動車業界はこれからどのような方向に向かっていくのでしょうか。
日産自動車が三菱自動車へ2,370億円を出資し、発行済株式の34%を取得することになりました。日産は筆頭株主となり、三菱自動車を事実上傘下におさめることになります。三菱自動車の株価は一時ストップ高まで上昇しました。事例を…
バリュー株投資の基本は、「いい株」を「割安な価格」で買うことです。価格はPERやPBRなどの指標を駆使して割安かどうかを判断しますが、「いい株」はどのように判断したら良いのでしょうか。
本物のバリュー株とは、単にPERやPBRが低い銘柄のことではありません。低い数値には大抵の場合それなりの理由がありますし、何より数値だけなら誰でも見つけることができます。私が探すのは、正当な理由なく割安に評価されている銘…
日銀は、金融政策決定会合と同時に「経済・物価情勢の展望」を公表しています。客観的な経済状況のデータと日銀による「見通し」が書かれていて、少し読むだけでもためになります。4月28日に公表されたものをかいつまんで解説します。
4月28日の日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和が見送られたことにより、株安・円高が進みました。長期投資家はこのような動きにどう向かい合ったら良いのでしょうか。
“500円で売られている千円札を探す” バリュー株とは、日本語で「割安株」のことです。スーパーで売られているりんごの価格が「高い」「安い」と感じることがあるように、株式にも割高・割安があります。 …
この企業は成長しそうだから株は上がるだろう―。このような考えで株式投資を行ってはいないでしょうか。一見正しそうに見える話ですが、そこには大きな落とし穴が潜んでいます。半世紀以上にわたる株式のリターンを研究した著作『株式投…
以下の記事をMONEY VOICEに寄稿しました。 燃費の水増しを受け、国内の三菱自動車ブランドは大きなダメージを受けますが、同社の主戦場はすでに海外に移っています。売上高の8割を占める海外市場への影響がなければ、企業価…
囲碁でプロ棋士に勝ち、自動車も運転するAI(人工知能)が話題になっています。投資の世界でも、AIの一種として “ロボアドバイザー” のサービスが始まり、投資家の関心を集めています。
いま世界経済で最大のリスクと言われているのが、中国経済です。昨年の株式市場は”チャイナ・ショック”に揺れた年でしたが、劇的な変化は起こりませんでした。しかし、それはリスクがなくなったことを意味するのではなく、さらなるひず…
投資指標で最も代表的なPERとPBR。これらを参考にする投資家も多いことでしょう。しかし、指標の本当の意味を理解しているでしょうか。この記事では、ファイナンス理論に基づいたPERとPBRの本当の意味と使い方を解説します。