長期投資家は金融政策決定会合にどう向かい合うべきか
4月28日の日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和が見送られたことにより、株安・円高が進みました。長期投資家はこのような動きにどう向かい合ったら良いのでしょうか。
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この企業は成長しそうだから株は上がるだろう―。このような考えで株式投資を行ってはいないでしょうか。一見正しそうに見える話ですが、そこには大きな落とし穴が潜んでいます。半世紀以上にわたる株式のリターンを研究した著作『株式投…
以下の記事をMONEY VOICEに寄稿しました。 燃費の水増しを受け、国内の三菱自動車ブランドは大きなダメージを受けますが、同社の主戦場はすでに海外に移っています。売上高の8割を占める海外市場への影響がなければ、企業価…
いま世界経済で最大のリスクと言われているのが、中国経済です。昨年の株式市場は”チャイナ・ショック”に揺れた年でしたが、劇的な変化は起こりませんでした。しかし、それはリスクがなくなったことを意味するのではなく、さらなるひず…
投資指標で最も代表的なPERとPBR。これらを参考にする投資家も多いことでしょう。しかし、指標の本当の意味を理解しているでしょうか。この記事では、ファイナンス理論に基づいたPERとPBRの本当の意味と使い方を解説します。
投資に関する本は玉石混交です。本当に役立つものもあれば、絶対にしてはいけないことを平然と書いてあるものもあります。この記事では、健全な資産運用を目指す皆さんにとって本当に役立つ本をピックアップします。
最初に断っておきますが、私は決して不安を煽ろうとしているわけではありません。しかし、日本経済はハイパーインフレ、あるいはそれに匹敵する急激なインフレになるリスクを抱えています。この記事では、そのリスクにどう対処したら良い…
バリュー投資家の視点は「多数派」とは異なります。市場から見過ごされている銘柄にこそ、割安株が眠っていると考えるからです。逆に、多くの人が群がる人気銘柄には思わぬリスクが潜みます。この記事では、最近の経済動向から、バリュー…
総合商社に暗雲が立ち込めています。2強である三菱商事と三井物産がともに資源事業の減損損失を計上し、会社創設以来初の最終赤字に転落するということです。株価も先週末から三菱商事が2.7%、三井物産が4.5%下落しています。バ…
「株式投資で使えるMBAの知識」第3弾です。今回は経済学で勉強する「ゲーム理論」の考え方を使って、今のシャープの状況を分析します。
「株式投資で使えるMBAの知識」第2弾です。今回は”Five Forces(5F)分析”を使って、今話題になっている東芝の原子力事業を分析します。
現在公開中の映画『マネー・ショート』を見てきました。サブプライム危機を事前に察知し、空売り(ショート)戦略を成功させたウォール街のアウトローの話です。投資家はもちろんのこと、経済に興味があれば見るべき作品です。
東芝の白物家電事業を買収すると報じられた美的集団(Midea Group)ですが、多くの人にとって馴染みのない会社だと思います。この記事では、その中身に迫りたいと思います。
東芝が中国企業の美的集団に白物家電事業を売却するというニュースが出ました。先日の東芝メディカル売却と併せ、リストラが着々と進んでいる印象です。一方で株価はこの1年間で大幅に下落しています。この記事では、東芝の買い時につい…
この記事では、皆さまからの質問とそれに対する回答を掲載します。バリュー投資や株式市場について少しでも理解を深めていただけると幸いです。
株式投資の経験がある人は、投資が成功して資産を増やすこともあれば、失敗して損を出してしまうこともあったと思います。正直に言って、株価が上がるか下がるかは「運」に左右される部分が大きいです。そうなると、「考えて」投資をする…
株式投資は、買いよりも売りのほうが難しいと言われます。実際、売るタイミングを間違えて損失を膨らませたり、得られるはずだったリターンを逃してしまうことはよくあります。この記事では、長期バリュー投資に必要な「売り方」について…
「お金持ちかどうか」を示す基準のひとつに年収があります。年収1,000万円もあれば、給与所得者の上位4%程度となり、高所得者と言えるでしょう。しかし、年収だけを見てお金持ちと言えるかというと、決してそうではありません。
日銀によるマイナス金利の導入以降、銀行株が低迷を続けています。バリュー投資家的にはこういう時がチャンスです。銀行株が今買い時かどうか考えてみます。
企業の実態がマーケットや株価に反映されるまでに、随分と時間がかかってしまうことがあるかもしれません。しかし、事業の成功が一般に認知されるのにどん なに時間がかかろうとも、その企業が期待通りの高い成長をする限り、問題はあり…