日産はなぜ三菱自動車を買収するのか
既報の通り、日産が三菱自動車を買収することになりました。三菱自動車にとっては渡りに船となりましたが、2社をはじめとする自動車業界はこれからどのような方向に向かっていくのでしょうか。
既報の通り、日産が三菱自動車を買収することになりました。三菱自動車にとっては渡りに船となりましたが、2社をはじめとする自動車業界はこれからどのような方向に向かっていくのでしょうか。
日産自動車が三菱自動車へ2,370億円を出資し、発行済株式の34%を取得することになりました。日産は筆頭株主となり、三菱自動車を事実上傘下におさめることになります。三菱自動車の株価は一時ストップ高まで上昇しました。事例を…
日銀は、金融政策決定会合と同時に「経済・物価情勢の展望」を公表しています。客観的な経済状況のデータと日銀による「見通し」が書かれていて、少し読むだけでもためになります。4月28日に公表されたものをかいつまんで解説します。
4月28日の日銀金融政策決定会合で追加の金融緩和が見送られたことにより、株安・円高が進みました。長期投資家はこのような動きにどう向かい合ったら良いのでしょうか。
以下の記事をMONEY VOICEに寄稿しました。 燃費の水増しを受け、国内の三菱自動車ブランドは大きなダメージを受けますが、同社の主戦場はすでに海外に移っています。売上高の8割を占める海外市場への影響がなければ、企業価…
エアバッグのリコール問題でタカタの経営が揺れています。一部報道ではリコール費用の総額が2兆円に上るとも言われ、株価は1年前の約3分の1まで下落しています。果たしてタカタへの投資を検討できる状況なのでしょうか。
排ガス不正問題で揺れるフォルクスワーゲン(VW)。株価は不正の発覚により大きく下落しています。ドイツを代表する自動車メーカーはこれからどうなってしまうのでしょうか。
総合商社に暗雲が立ち込めています。2強である三菱商事と三井物産がともに資源事業の減損損失を計上し、会社創設以来初の最終赤字に転落するということです。株価も先週末から三菱商事が2.7%、三井物産が4.5%下落しています。バ…
「株式投資で使えるMBAの知識」第3弾です。今回は経済学で勉強する「ゲーム理論」の考え方を使って、今のシャープの状況を分析します。
東芝の白物家電事業を買収すると報じられた美的集団(Midea Group)ですが、多くの人にとって馴染みのない会社だと思います。この記事では、その中身に迫りたいと思います。
東芝が中国企業の美的集団に白物家電事業を売却するというニュースが出ました。先日の東芝メディカル売却と併せ、リストラが着々と進んでいる印象です。一方で株価はこの1年間で大幅に下落しています。この記事では、東芝の買い時につい…
キヤノンが東芝メディカル買収の報道。買収金額は7,000億円。東芝メディカルの売上高は4,000億円、EBITDAは340億円なので、PSR 1.7倍、EV/EBITDA 20.6倍。普通に考えたらこれは明らかに割高。 …
シャープが鴻海への第三者割当増資を決議しました。
日銀によるマイナス金利の導入以降、銀行株が低迷を続けています。バリュー投資家的にはこういう時がチャンスです。銀行株が今買い時かどうか考えてみます。
世の中ではFinTech(フィンテック)がブームです。米国で流行が始まり、ここ1年で日本でも騒がれ始めました。
日経平均株価が8日の終値17,004円から約2,000円下落し、12日終値は15,000円を割り込む14,952円となりました。その原因を探ります。
シャープが台湾企業の鴻海(ホンハイ)から7,000億円の出資を受け入れる支援案を優先的に検討しているというニュースが流れました(NHKニュース)。このまま進めば、鴻海が事実上シャープの経営権を握ることになります。