現役世代と退職世代では投資のやり方を根底から変えなければならない
投資は目的や状況によってその人に合ったやり方があります。同じバリュー株投資でも、それぞれが置かれた状況によって違ったやり方があってしかるべきです。特に、現役世代と退職世代の運用では大きな違いがあります。
投資は目的や状況によってその人に合ったやり方があります。同じバリュー株投資でも、それぞれが置かれた状況によって違ったやり方があってしかるべきです。特に、現役世代と退職世代の運用では大きな違いがあります。
日経平均株価は年次で6年連続(2012~2017年)の上昇を続けています。書店には株式投資の「成功者」の本が山積みになってきました。それを見て「自分も株で一儲けしよう」と考える人も多いのではないでしょうか。
実は、私はウォーレン・バフェット流の投資を目指していながら、彼の代表的な以下の言葉を本当の意味で理解できないでいました。 株式投資の極意とは、いい銘柄を見つけて、いいタイミングで買い、いい会社である限りそれを持ち続ける…
私は相場の予想はしない主義です。予想したところで、相場を動かす要因は無限にあり、その動きも合理的とは限りません。だからこそ、日々の株価をチェックすることはほとんど意味がないことだと考えていますし、短期的な相場の見通しで売…
一般の人がアクセスできる投資手段の代表格が株式と不動産です。両者の相違点はいろいろありますが、長期投資ではむしろ共通点が多く、不動産から入った人にこそ株式投資に興味を持ってもらいたいと考えます。
長期投資で鍵を握る重要な要素の一つが「元手の確保」です。すでにまとまったお金のある人は特に考える必要はありませんが、これから大きく増やしていこうと考える現役世代の資産形成層にとってはここが大きなハードルとなります。
日経新聞朝刊にこんな記事が掲載されました。 社員口コミ 投資も左右 転職や就職を考えたときにまず気になるのは、その会社の評判だろう。中でも参考になるのは、実際に働いている社員の口コミ情報だ。そんな口コミサイトが林立する中…
株価は日々変動します。いくら割安であっても、より安く買い、より高く売った方がいいことは言うまでもなく、売買のタイミングの問題は付きまといます。買った銘柄が値下がりすると、やはり気分が落ち込むものです。
本多静六という人物をご存知でしょうか。明治~昭和初期に活躍した造園家・林学博士で、日比谷公園をはじめとする数々の有名な公園の設計に携わりました。しかし、それ以上に一介の学者でありながら投資で100億円以上(現在の価値に換…
今回は現金を持つことの重要性についてお話しします。資産運用において現金を多く持っていることは、「お金を眠らせている」意味で投資効率を下げるとされています。しかし、私はそうは思いません。その理由は大きく3つあります。 株価…
会員の方から、以下のような質問がありました。 推奨銘柄の優先順位をつけられないか。
「投資は余裕資金で」。お金の専門家と呼ばれる人たちがよく口にする言葉です。しかし、「余裕資金」とは具体的に何のことを指すのでしょうか。
銘柄を選ぶ際、リスクを減らして着実な上昇を目指すのか、大きなリスクを取ってでも10倍株のような大化け株を狙うのかは判断が難しいところです。 これは野球と同じで、ヒット狙いだとホームランはなかなか打てませんし、ホームラン狙…
日本企業の多くは「お客様第一」を掲げ、顧客の要望に対して一つ一つ丁寧に応えようとします。消費者としてはありがたい話ですが、それが必ずしも企業の成長や利益に繋がっているとは限りません。
投資に関して間違った考え方を一つだけ選ぶとするなら、私は、株価が上がったからよい投資をした、と信じられていることを挙げる。 これは以前に紹介したピーター・リンチの著書からの引用で、私も長期投資をする上では必ず認識しておく…
ピーター・リンチは1980年代を中心に活躍した有名なファンドマネージャーです。彼の「マゼラン・ファンド」は圧倒的な成績を収め、世界最大の規模に成長しました。その投資手法は基本に忠実であり、さらには彼自身が機関投資家であり…
11月19〜22日にかけて、ニューヨークに滞在していました。目的は、株式市場の本場であるアメリカの雰囲気を肌で感じることと、現地の人々がどのような生活を送り、それが企業の価値につながっているかを自分の目で確かめることです…
これまでバフェットやソロスなど、海外の著名投資家の投資哲学や格言を取り上げてきましたが、日本でも昔から語り継がれてきた投資の格言が少なくありません。皆さんも耳にしたことがあると思われる格言の一部を、バリュー株投資の観点か…
投資をしている人なら、一度はジョージ・ソロスの名前を聞いたことがあると思います。英ポンドに空売りを仕掛けて15億ドル(1,700億円)もの利益をあげ、「イングランド銀行を潰した男」とも言われます。
株価の動きは大きく2つの要因に左右されます。「市場要因」と「個別要因」です。